通常のフォルダ監視による変換と、AutoCADからの印刷による変換の2通りの方法で変換可能です。
1.フォルダ監視による変換
DWGファイルをフォルダ監視による変換をするためには、印刷の関連付けでAutoCADとスクリプトファイルを指定する必要があります。そうしますと変換対象として追加できるようになります。
[印刷の関連付け方法]
1)エクスプローラ>ツール>フォルダオプション>ファイルの種類タブからDWGを選択し、
詳細設定ボタンを押してください。
2)アクションの中のprintを選択して編集ボタンを押してください。
printがない場合は新規ボタンを押してアクション欄にprintを入力ください。
3)アクションを実行するアプリケーション欄に以下のように入力しOKボタンを押してください。
(実行アプリ:aclt.exe スクリプトファイル:sf.scr の場合)
”C:\Program Files\ACAD LT 2000\aclt.exe” “%1” /b “c:\work\sf.scr”
[スクリプトファイル例]
-plot
N
HG/VPrinter Ver2
N
N
Y
delay 5000
quit
Y
このファイルの中身は、AutoCAD上でコマンドの印刷機能-plotを実行してからの手動入力を羅列したbatファイルのようなもので、実際に手動入力で動作を試してからメモ帳などのエディタで作成します。
2.AutoCADからの印刷による変換
AutoCAD上で通常のプリンタに印刷するのと同じように仮想プリンタに印刷することで変換できます。
1)新規にJOBを作成しまして、監視フォルダ、出力フォルダを設定しまして、変換対象としてEMFにチェックをしまして監視状態にします。
2)AutoCADよりデータを開きまして印刷を実行しましてプリンタとしてHG/VPrinter Ver2 を選択します。
3)プロパティボタンを押しまして、 オプションタブの変換JOB指定をチェックしまして、1項で作成したJOBを選択します。
4)印刷を実行しますと、1項で設定した出力フォルダにPDFが出力されます。