概要
【導入成功のポイント】
導入にあたり検討したことは、運用について人手をなるべくかけない運用とすること。
経理システム「SAP」の改修や、書類フォーマットの変更が無いシステムとすることを前提とし検討した。
1.納品書をまとめてスキャンできるようにする検討
納品書に付与されているバーコードについて、サプライヤと納品書番号単位にページを自動生成する。
2.目視確認がスムーズにできるようにする検討
サプライヤ、納品書番号部分を拡大表示、かつページ送りを行っても、表示位置を変えず、拡大表示
のままページ送り対応を行い、確認作業を容易にできるように対応した。
各種テーブル等確認し、会社コードを会社名表示するなど、内容を一瞬で判別できるように対応した。
【対象書類】
種類:サプライヤからの納品書
数量:6,000件/月
会計システム:SAP
【スキャン】
方式:集中スキャン、1箇所 (担当者が1日数回まとめてスキャン)
スキャナ台数:1台
スキャナ種類:コニカミノルタ製複合機 bizhub
【申請コンサル】
ベバスト ジャパン様にて申請実施
広島県西条税務署に申請実施
【ソリューションパートナー】
コニカミノルタジャパン株式会社
プライムとしてプロジェクトの管理、システム監修
複合機の設定実施
こんなことを実現しました!
- ERP稼動後に紙による業務運用で工数増加、社内各部門からの要望でもあった、文書電子化、ペーパーレス環境にすることでの業務改革
- 対象文書の中に国税関係書類「納品書」があり、電子帳簿保存法 に対応した「WWDS証憑アーカイブ」を導入
- 問合せ業務を電子データで簡単に検索可能となり、業務効率化を実現
ITグループ 金後 様
導入のきっかけを教えてください
電子化することが決定した対象文書の中に「納品書」があり、国税関係書類のため、スキャナ保存対応をしなければなりませんでした。コニカミノルタ社製複合機を導入しており、スキャナ保存対応製品についてご相談したところ、「WWDS証憑アーカイブ」を紹介いただき、導入実績が豊富で安心できましたので決めました。
導入前の業務はいかがでしたか
大量の書類を倉庫に保管していました。紙での保管は管理、維持する労力も必要ですし、倉庫建設も、700~900万くらいかかります。
導入後の効果はいかがでしょうか
スキャンしただけで、自動で指定フォルダに書類が分類保管されるようになりました。また、大量の納品書から、ボタンひとつで探せるようになり、とても楽になりました。
今後の展望をお聞かせください
電子化する対象文書の拡大を検討しています。不定形の書類や、さまざまなフォーマットの帳票などもあるので、ハイパーギアさんのエリアOCR機能や、帳票認識機能を使用した運用を検討したいと思います。